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東田辺の家

DATA
  作品分類 住宅
       
  竣工日 2012年4月
       
建築家データ
  設計者 一級建築士事務所アトリエm 守谷昌紀
       
  施工者 市川工務店
       
物件データ
  建築面積 58.61平米
  延べ床面積 117.22平米
  建ぺい率
  容積率
  構 造 木造
  所在地 大阪市東住吉区
       
建築家からのコメント
  東住吉区は、大阪平野を北に貫く上町台地の付け根にあたる。近くに活気のある商店街もあり、大変住みやすい街である。 住宅を計画する際、最も重要なのは、クライアントがどのような暮らしをしたいか、である。次に向かい合うべきものは環境だろう。どれ程良いプランであっても、その「場所」 に合っていなければ、何の価値もないからだ。 その大きな指針として「風水」というものがある。中国から伝わって来たとされるので、東アジア共通のものと言えそうだ。 様々な解釈はあるが、大きくは北東の鬼門、南西の裏鬼門に、水廻りや玄関を持ってこないことだろうか。 本計画のクライアントは、四柱推命に詳しい。よって、この計画において、配置、開口部においては明確な希望があった。 敷地の中心からこの角度の間は玄関を避ける。また、この範囲は開口を作ならない等々。 当初は、難しいもののように考えていたが、むしろプランの確定は早かったと思う。案ずるより産むがやすしである。 考えてみれば、日当たりの強すぎる場所、日が当たらない場所に、向く、向かないを判断するのだから、それ程難しいものではないのかもしれない。 思ったより広く、思ったより明るいという感想を貰っている。それらを実現するにはやはり、敷地に向かい合うしかないのだと考えている。
 
建築家DATA
  建築家名 守谷昌紀
  事務所名 一級建築士事務所アトリエm
  URL http://www.atelier-m.com/