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東南の角地の敷地35.7坪に建つ、機能を集約的に集めた極めてシンプルでコンパクトな家です。
基本的には、夫婦2人が1階ですべての生活をスムーズに行えるように、開放的な空間を用意し、1階の中で回遊できるふたつの動線を取り入れています。 ひとつはキッチン→リビング・ダイニング→WC→洗面脱衣室→キッチン。もうひとつはキッチン→納戸→畳スペース→リビング・ダイニング→キッチン。この回遊動線は将来的に介護が発生した時に必要なフレキシビリティーにも対応しています。
2階には、必要ならば建具を取り払ってワンルームにできる2部屋を設けていて、今後の家族構成の変化及び来客にも対応できるプランとなっています。
埼玉県産材の家です。ただし床のカラマツのむく板は岩手県産です。インテリアの素材は、撥水加工の和紙、ケイソウ漆喰、杉のむく板、カラマツのむく板といった自然素材です。外部も杉板、左官仕上げと手仕事が現れる仕上げとなっています
(写真左から時計回りに)
1. 道路側(西面)外観
2. 1階リビング・ダイニングの一部は書斎コーナーとなっている。書斎コーナー机の脇にスロープから連続している副玄関としての土間がある
3. 1階リビング・ダイニングからキッチン方向を見る
4. 1階和室、引込戸を引き出すとリビングダイニングとしきることができる
5. 2階個室@A 引き戸で仕切ることができる。 |