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精華町I邸

DATA
  作品分類 住宅
       
  竣工日 2004
       
建築家データ
  設計者 空間工房 用舎行蔵 一級建築士事務所
河野太郎+村西弘至
       
  施工者 大仙工務店
       
物件データ
  建築面積 91.80平米
  延べ床面積 109.23平米
  建ぺい率 40.81%
  容積率 48.56%
  構 造 木造2階建て
  所在地 精華町
       
建築家からのコメント
  お寺が好き。あの内部と外部が曖昧な感じが好き。落着く感じも好き。 ご主人のご要望です。 吹抜けが欲しい。収納は必要以上に欲しい。家族が自然とリビングに集まる家にしたい。 こちらは奥様のご要望。 そしてそんなご要望をまとめたのが、この住宅です。 最初に浮かんできたのは、プランではなく、そのファサード(外観・立面)。 自分でもなぜかはわかりませんが、この敷地の持つ「南北に長い」という特長を視覚的にも強調したかったから、なのかもしれません。 結果的にこの住宅は上から見るとT字型をしていますが、そういえば、四角いカタチのプランも描いてみました。 描いて見ると「それはない」というのがよく分かります。 やはり、その土地土地でしっくりくるカタチというのがあるようです。 この住宅、内部は黒と白で構成されています。 最初に床と天井を黒くするご提案をした時、本当に大丈夫?? という顔をされました。 しかし、実際に出来上がった空間を初めて目にされたとき「感動した!」とのお言葉を頂き、妥協しなくて良かったと思いました。 私達設計者がご提案する内容は、配色やインテリアも含め、あまり普通ではない時が、たま〜にあります。 しかし、それは結構「うまくいく」という確信があったりします。 無責任なご提案はできませんので。 この住宅も外部とどうつなげるかをテーマにした住宅となっています。 住宅における外部空間は内部空間と同じくらい重要だと思います。
 
建築家DATA
  建築家名 河野太郎+村西弘至
  事務所名 空間工房 用舎行蔵 一級建築士事務所
  URL http://yosyakozo.jp/